どうも、こっとんです。
ケンを使う上で重要なのが対空です。中昇竜、EX昇竜での対空は無敵時間を利用して対空するので、相手のJ攻撃の判定の強さなどに依存せず安定して飛びを落とせるメリットがあります。
もちろん垂直Jにも強いのでいわゆる「原人狩り」にも対応できます。
また、スト5は対空のダメージが全体的に低く設定されていますが、ケンの場合は中昇竜をVトリガーでキャンセルできるので対空の火力を上げることも容易ですし、できるだけ中昇竜で対空したいですね。
という訳で今回は対空がテーマなんですが、特にめくり攻撃に対して振り向いて昇竜を出す「振り向き昇竜」について詳しく見ていきたいと思います。ケン使いなら振り向き昇竜は是非マスターしておきたいところです。
目次
練習方法
さて本題に入りますが、基本はトレモでめくり攻撃をレコーディングして反復練習します。入力は「6231P」か「63214P」か「6236入れっぱなしP」です。(複数ある理由は後述します。)
ただその場で対空するのではなく前後に動いてみて、どこからめくり判定になるのか確認しながら練習すると効果的です。
前後に動いて間合いを変えながら練習すると、振り向き昇竜が出やすい距離や、先端当てのJ攻撃に対しどのくらいの距離ならEX昇竜が届くのか、といったことも確認することができます。ついでに垂直Jに対しても練習しておくのもオススメです。
そして、対空を練習する際に意識して欲しいことが2点あります。
- 対空昇竜は引きつけが重要
- 振り向き昇竜は目押しである
の2点です。
対空昇竜は引きつけが重要
そもそも、スト5の対空昇竜は表の飛びなら引き付けなくても簡単に飛びが落とせるくらい判定が強いです。必ずしもフルヒットするわけではないのでダメージの期待値は下がりますが、アバウトなタイミングでも昇竜さえ出てしまえば、例え早めに出たとしてもある程度は相手の飛びを落とせてしまいます。
なので適当に昇竜対空を練習してしまうと、ギリギリまで引きつけて無敵時間を利用して対空する従来の昇竜の感覚を忘れてしまう危険があります。しっかりと引きつけて対空する練習をしましょう。
そのほかのメリットとしては、引きつけて中昇竜で対空すると難しいですがキャンセルCAが入ったりします。
振り向き昇竜は目押しである
何を言っているんだコイツは、と思われそうですが、振り向き昇竜において目押しは重要であると僕は考えています。
振り向き昇竜の条件は、相手がめくり判定になる位置に移動してからJ攻撃が自分に当たるまでの間に昇竜を発生させることであると考えています。
つまり、相手のめくりJ攻撃が自分に当たるまでに昇竜コマンドを完成させ、かつボタンを押すことは、猶予数Fの目押しと言えるのではないでしょうか。
実際、熱帯だと安定して出すことは難しいと思っています。なので、熱帯でラグが酷い時に振り向き昇竜を狙うべきなのか、もしくは別の対空手段にするのかをリスクリターンを考えつつ臨機応変に戦うことが今の僕の課題になっています。
振り向き昇竜のコマンドについて
振り向き昇竜のコマンドは「6231P」とされていますが、「63214P」や「6236入れっぱなしP」でも振り向きます。
ウル4の頃は普通に「623引きつけP」でも振り向いたんですが、スト5では最後の入力がしゃがみ、かつガード方向だった場合、ボタン受付猶予がかなり短くなったようで、従来の入力では振り向くのは難しくなりました。(ガチャガチャしていれば出ますが実践的ではありません。)
そこで、スト5では最後の入力を「1」とすることで、振り向く途中で簡易入力「121」の昇竜コマンドを完成させ、安定した振り向き昇竜を可能としています。「63214P」も詳細は割愛しますが、振り向く途中でコマンドが完成するような入力方法です。
入力方法はやりやすいものを選んでいただいて構わないのですが、僕のオススメは「6236入れっぱなしP」です。
この入力方法のメリットは、表の飛びにも対応できることと、最後が「6」なのでめくり攻撃がガードになることです。これによって表の飛びにはコマンドを変えずに対空することができ、めくり飛びにはボタンを押すタイミングが遅れたとしてもガードでフォローすることができます。
デメリットはしゃがみから昇竜を出すわけではないので、対空猶予Fが若干短くなることです。が、しっかり練習すれば気になりません。ケンは特別背が高いキャラという訳でもないですし。
この入力のポイントは、「6」を入れっぱなしにしてボタン受付猶予をギリギリまで伸ばすことです。
実は、必殺技の入力の最後を入れっぱなしにするとボタン受付猶予が伸びます。また、昇竜拳は波動拳よりも必殺技の優先度が高く設定されていて、コマンドが被ったとしても昇竜拳が優先して出ます。システム的に初心者でも簡単に必殺技が出せるようになっている訳ですね。これらを利用します。
最後が「3」だと、先程説明したようになぜかボタン受付猶予が短くなるのですが、「6」にするとその制限はなくなります。
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そのほか是非練習しておいて欲しいものとして、あからさまなめくり飛びには「421P」で対空することです。「6236入れっぱなしP」は通常のめくり飛びに対しては効果抜群なんですが、早い段階で自分のキャラが振り向いている状況では安定とは言えないためです。
例えば、相手が画面端を嫌がって前Jでとりあえず逃げるような行動をしたときに、この状況になりやすいです。ケンは画面端が強いので立ちコパ対空前歩き(前ステ)で対空しつつ位置入れ替えをして画面端を維持、なんてことができますが「421P」も練習しておいて損はありません。
慣れてくると、前歩きして相手の飛びを完全にめくりにして安定して落とす、さらにそのままキャンセルして振り向き昇竜CAなんてこともできるようになります。
色々と書いてきましたが、要は画面をしっかり見て対空するようにしましょう、ということです。
補足:ケンの中昇竜は振り向きやすい?
僕の体感ですが、ケンの中昇竜はリュウの中昇竜と比較すると振り向きやすい気がします。ケンなら中昇竜で落とせるタイミングのめくり飛びは、リュウはEX昇竜じゃないと落ちないことが多いように感じます。
そこで、動画を撮って検証してみました。が、これは僕のリュウの練度が低いための勘違いの可能性が出てきました。
勘違いした原因は不明なんですが、もしかしたらケンの中昇竜は振り向き時、リュウに比べ中昇竜発生前に潰されにくい(軸ズレもしくは攻撃判定や食らい判定の位置が異なる?)のかも知れません。時間がある時に詳しく調べてみようと思います。
ケンの中昇竜が振り向きやすいというよりも、リュウのEX昇竜が発生3Fかつ真上方向に強いため安定して振り向きやすく、そのための勘違いではないかと推測しています。
まとめ
2D格ゲーにおける対空は永遠の課題だと僕は思っているので、練習しても一朝一夕にできるようなものではないはずです。スト5を起動したら10分でいいのでコツコツ練習していかないと自分のモノにできないと思います。
その先に行き着くのは結局、地上と飛びの意識配分の振り分け方になってしまうかも知れませんが、ここは説明するのが難しい部分なので今回は振り向き昇竜に的を絞り、具体的なテクニックについて書いてみました。
是非対空をモノにしてワンランク上のケンを目指してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。