【アケコン】セイミツレバーを試す【LS-32、LS-40】

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セイミツレバー

どうも、こっとん(@cotton8487)です。ケン使ってます。

最近、コマンド入力精度について悩んでいて、寿命っぽいしそろそろレバーを新品に変えるか、と考えていたんです。そこでふと、一般的に誤入力が少ないと言われるセイミツレバーに変えたらどうなるんだろう?と思いました。

現在使っているのが三和レバー(JLF-TP-8YT-SK)です。一般的なレバーですね。候補はもちろんセイミツレバーなんですが、これがまた種類が多いこと。全然違いが分からねえ……

ちゃんとしたレバーの知識なんてほとんどなかったので調べてみました。セイミツレバーは簡単に説明すると、三和レバーに比べ硬めで遊び(可動域)が少なく誤入力が起きにくいという特徴があり、シューティング等細かい入力が必要とされるゲーム向け、とのこと。昔のゲーセンのレバーはこれだったみたいです。誤入力が起きにくい……良いですね、今の僕にピッタリです。レバーが硬いというのが不安要素ですが。

色々と調べた結果、LS-32LS-40の2つまで絞り込みました。でもせっかくなんで両方とも試してみるか、というわけで両方購入することに。

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目次

レバー購入まで

セイミツ工業の公式HPで通販をやっています。個人でもパーツ1個から注文できるようなので田舎勢としては助かりますね。

ちなみにかなり硬派なHPです。スマホよりPCの方が見やすいでしょう。

注文はそこまで難しくないですが、最近のショッピングカート的なポチポチする感じではないのでしっかりと説明を読みましょう。自分で型番と数量をフォームに入力して注文するという硬派っぷりです。金額はあとでメールで教えてくれますが、ちゃんと自分で計算しましょう。発送が早かったのですぐに届きました。ついでにグリス(G-501)も買ったんですが一生分くらいあります。

早速レバーをチェックしていきましょう。

LS-32-01-SC(SSベース)

LS-32-01-SC

ボールをLB-39(スモーク)に変更しました。

いわゆるセイミツレバーと言ったらコレ。シャフトカバー有りを選択(有無で操作感が変わるらしいが今回は見送り)。スイッチはオムロン製のやつです。

ベースというのはレバーに付いている金属の板のこと。標準だとLS-32はSSベース、LS-40はSEベース。

SSベースは段差があるタイプ。天板との距離が近くなる分、レバーが長くなります。僕が使っているTE(PS3)の場合、ベースを90度回転させて4点止めか、上下の2点止めになります。4点止めは外す時に苦労する(レバーの分解必須)ので、色々とレバーを試す場合は2点止めが安定。

……なんですが、自分のアケコンだと2点止めのネジ穴が微妙にズレていて(強引にネジ止めすることはできますが)4点止めしか選択肢がありませんでした。

RAP系に取り付ける場合は、逆に2点止めしか選択肢がない模様。TE(PS3)は(2点止め用の穴はありますが)回転させれば4点止めで付けられるようになっています。

が、ここで問題発生。基板の端子部分がアケコン本体と干渉するようで、ニッパーで該当箇所の棒を切断しました。それと、僕の改造済みのTEではUSBケーブルを着脱可能にしてあるんですが、そのUSBパーツが干渉してしまっているのでレバーの基板の端っこを少し削りました。新品なので削る時に結構迷いましたが、なんとか上手くいったのでホッとしています。

干渉部分

赤丸が干渉した部分。クリックで拡大

USBパーツと干渉

ギリギリです。クリックで拡大

使用感とか

三和レバー(JLF-TP-8YT-SK)に比べて遊びが少ないので、差し合いの微妙な距離調整がかなりやりやすいです。三和レバーの場合、左右移動をする際、遊びがある分ニュートラルを経由する時間が多くなるんですが、LS-32の場合、少し傾けるだけで入力されるので素早い行動が可能です。手の動きがダイレクトに伝わりやすい。これが差し合いに影響していると思われます。

前ステの入力しやすさもGOOD。遊びが少ないのとバネの硬さが絶妙に合ってます。

レバーが硬いとよく言われますが、個人的には問題なかったです。斜め入力も特に問題なし。入りにくいなどはありませんでした。

LS-32-01-SC(SEベース)

SEベースのLS-32。

こちらは三和レバーと同じネジ穴が開いているSEベース。LS-40付属のを取り付けました。SSベースとの大きな違いはレバーの長さ。段差がない分、こちらの方が短くなります。大抵のアケコンならそのまま付けられるはず。

と思ってましたが、またまた干渉。先程の棒の部分が基板の端子と接触しているようです。今度は出っ張り部分だけではなく、完全に除去しました。このアケコンは配置がノアールなので干渉しやすいんですかね?

干渉部分その2。

どうせ見えない部分なので適当に。クリックで拡大

使用感とか

かなりレバーが短くなりました。斜めが入りづらいです。前ステはSSベースよりもやりやすい感じはしますが、それ以外が微妙に。

また、僕はいわゆるウメハラ持ち(小指と薬指の間でレバーを挟む持ち方)が可能でしたが、手の大きい方は厳しいかも知れません。

LS-40-01(SEベース)

LS-40-01

LS-40はLS-32に比べてバネが若干柔らかめ、かつ長めのレバー。三和とセイミツ(恐らくLS-32)の中間と言われています。

早速取り付け。……そして干渉。もう慣れました。大きめのレバーらしく、底のパーツと干渉しています。

干渉部分。

赤丸が干渉部分。クリックで拡大

該当箇所を削り、無事取り付け完了。

削った後。

クリックで拡大

使用感とか

個人的にはLB-39(クリアボール)の方がしっくり来ました。どうやらクリアボールは標準より若干レバーが長くなるようです。それとレバーが短すぎると操作性が悪くなる模様。

LS-32に比べてバネが若干柔らかいので軽めの力で動きます。遊びについては、これもLS-32より若干多いので前ステはLS-32の方がやりやすかったです。三和とセイミツの中間、と言われるのも納得。

あと気になったのが斜めが若干入りにくいこと。慣れれば行けそうなくらい誤差に近いレベルですが。サブガイド(黄色のパーツ)が影響していると思われます。

というわけで、試しにサブガイドを外してみました。どうやらセイミツレバーは好みでサブガイドを外したり削ったりする方もいるようです。

サブガイドを外すと遊びが増えてかなり三和っぽくなりますね。レバーを重くした三和、という感じです。しかし、サブガイドを外すくらいなら三和を使った方がいいと僕は思います。

LS-40-01(SSベース)

写真撮り忘れ……

当たり前ですが干渉はしませんでした。さすがにね。

使用感とか

とにかくレバーが長いです。長すぎるので僕の手には合ってないようです。1P側の昇竜ミス率が増えました。

補足

バネの硬さ、遊びの少なさは、両方ともLS-32>LS-40>三和、っぽい感じです。ついでに天板とボールの付け根までの長さを大体ですが測ってみました。

LS-32は、SSベースは22.5mm、SEベースは17.5mm。

LS-40は、SSベースは25.5mm、SEベースは19mm。

また、ボールの種類によって高さが変わります。LB-39(クリアボール)にすると+1.5mmくらい高くなります。ちなみに三和レバー(JLF-TP-8YT-SK)は22mmでした。

まとめ

現在のアケコン。

こんな感じになりました。クリックで拡大

というわけで、今回僕が選んだレバーはLS-32-01-SC+LB-39(SSベース、クリアボール)です。これがかなりしっくり来ました。カッチリめな方が合うようです。特に手の動きがダイレクトに伝わる感じがお気に入り。差し合いが上手くなったと錯覚するような気分です。

バネが若干硬いので、対戦で力むと4が7に化けたりするんですが(僕の癖)、その他のメリットが大きく、慣れれば行けそうなのでしばらくこれを使ってみたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

参考にしたサイト

セイミツ工業

家庭用アーケードスティックWiki

いろんなセイミツレバーを試したよ:文章の練習 – ブロマガ

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コメント

  1. 琵琶 より:

    ちょっと失礼します。セイミツ製レバーの事で是非お聞きしたいことがあります。

    私、LS-32-01を使っています(シャフトカバー無しタイプ。シューティングゲームでの正確な操作が可能なため)。ところが操作音が非常に気になります。独自で静音対策(無改造)をしておりますが、それでもやかましいです。そこで気になるのが、セイミツ製の他のレバーの操作音です。

    LS-40-1などへの交換を考えているのですが、32と比べて操作音は変わる(小さくなる)のでしょうか。それとも、セイミツ製品は総じて操作音が大きいのでしょうか。

    また、シャフトカバー付きモデルや、軸受けの無いタイプの製品も存在しますが、これらは素の32に比べて操作音は小さくなるのでしょうか。

    現在、セイミツ製品に関する情報を提供されている方は少なくなっておりますので、ご回答いただけると非常にありがたいです。