アケコンのレバーをメンテナンスしたので手順を紹介

どうも、こっとんです。

アケコンは構造上定期的にメンテナンスする必要がありますが、レバーをメンテナンスしたので簡単に手順を書いてみました。

今回はレバーのグリスアップと天板を止めるネジの交換(錆びてしまったので)を行います。ついでにレバーの戻りが悪くなって誤入力(特に前ステ入力時)が発生しているため、そこも直すことにします。

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目次

今回メンテナンスするアケコン

僕の使ってるアケコンは特殊というか改造済みです。本体自体は結構前のもので、至って普通のPS3用のTEです。確か当時新品1万円以下で購入しました。現在のアケコンの相場と比べると時期が良かったのか随分と安く手に入れることができました。これをベースにハードオフで300円で買った箱用アケコン(ジャンク品)で中身を乗っ取っています。

確かコレのブレイブルーモデル↓

このアケコンはレバー部分のGNDが個別になっている為、乗っ取る際レバー部分の配線が若干面倒です。もしやるなら普通にジャンクの箱用パッドを購入した方が手間がかからないと思います。

なので、実質箱用アケコンになっています。もちろんXinputに対応しているのでちゃんとPCで認識します(Win7でドライバを入れるのは面倒だった記憶が。Win10は自動で認識しました)。一応PS3用の配線は残しているので戻すこともできますが、箱→PS3の変換器を通した方が遅延が少ないので出番はなさそうです。

話が逸れますが、改造手術をするに至った経緯はアケコン自体の入力遅延が酷かったためです。一時期アケコンの入力遅延が話題になりましたが、その際に自分のアケコンを調べたところ遅延が酷いことに気がつきました(少なくとも約16ms=1Fは遅延していたと思われます)。一度遅延に気づいてしまったらもう我慢はできず、気づいたらハードオフに。

改造は、半田ごてグルーガンを駆使するので難易度は決して低くはありませんが入力遅延はちゃんと解消されたので改造して良かったと思います。

早速アケコンを分解していく

前置きが長くなってしまいましたが、アケコンを分解していきます。

分解するとメーカー保証がなくなる可能性があります。注意。

まずは天板を外します。六角レンチが必要です。今のアケコンはボタン一つで開けられるみたいで羨ましいです。

中身はこんな感じです。配線がごちゃごちゃなので正直なところ見せたくないです……

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レバーボールをマイナスドライバーで外してからレバー本体を外していきます。レバーは一般的な三和製のレバーです。

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Cリングはテコの原理を利用してマイナスドライバーで外しますが、バネの反動でパーツが飛び散らないように注意して外します。僕の場合、何回もメンテナンスしている為なのかCリングがゆるゆるになっているので外しやすかったりします。

赤枠の部分がCリング

Cリングを外したら全てのパーツが分解できるので、パーツを掃除していきます。厚めのウェットティッシュがお手軽です。

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グリスアップ

掃除が終わったらグリスアップをしていきます。以前は通販で買った模型用のグリスを使っていましたが、それも使い切ってしまったので今回はホームセンターで見つけたプラスチック用グリスを使用してみました。

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このサイズ(40g)で350円くらいでした。一緒に写っているのは天板の交換用ネジです。実は長さ20ミリは長すぎて失敗でした。15ミリが正解です。

グリスアップ箇所は摩擦が起きそうな場所に塗っています。綿棒で塗り広げるのが良いのかなと思いますが、僕は面倒なので指で塗っていき厚さを調整しています。体感になりますが、グリスがうっすら見えるくらいが丁度いいのかなと思います。塗りすぎには注意。

掃除をしたら必ずグリスアップを行ってください。定期的に行うのがベストかなと思います。グリスアップなしにそのまま使うとレバーが痛みやすくなり、最悪レバーごと交換するハメになります。操作時に「キュッキュッ」のような擦れる音がしたらかなり危険信号。

レバーの戻りが悪いのでバネを指で引っ張って伸ばしました。

結構適当ですがこのくらい。

グリスアップして元通りに組み立てます。Cリングは固いのでラジオペンチで挟むようにして取り付けます。

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後はアケコンに取り付け、動作確認して作業完了です。レバー部分のスイッチ基盤の向きに注意。

中央上のネジ穴は壊しました。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はレバーのメンテナンスだけでしたが、ボタンも分解することができるので機会があればそちらも記事にしたいと思います。

メンテナンスを定期的に行うことでレバーやボタンの寿命が伸びますし、操作感も維持できます。アケコンは高い買い物ですので大切に使いたいところです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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