【Zenfone2】CleanSTOCK+ZenKernelがいい感じなのでカーネル設定をメモ【カスタムROM】

この記事をシェアする

どうも、こっとんです。

Zenfone2にカスタムROMを焼いて使っていますが、CleanSTOCK+ZenKernelがいい感じなので、Kernel Adiutorを使ったカーネル設定をメモしておきます。

省電力かつストレスを感じない程度の操作感を目指してセッティングします。

事前にブートローダーのアンロックが必要です。すべて自己責任でお願いします。
スポンサーリンク

目次

ROM、Kernelのダウンロード

こちらからダウンロードします。

CleanSTOCK MARSHMALLOW ⇊ Features ⇊ based last asus stock firmware Z00A/8 Las...

今回はROM本体、Zenkernel、VIPER4Arise(サウンド関連のアプリ、お好みでインストール)をダウンロードしました。

CleanSTOCKをダウンロードします。

このROMはZ00A用ですので間違えないように。

インストール

ROM焼きする前にまずはバックアップを取ります。僕は「Titanium Backup」(有料版)をいつも使っています。

その後、いつも通り端末へファイルを転送しTWRPからROM焼きします。このROMはstockベースなのでGAppsは必要ありません。

v3.5からアップデートしましたが、Dirty FlashでOKでした。Wipe cache/dalvikを忘れずに。

ROMを変更する場合はFactory Resetを必ず行いましょう。

注意点として、このROMの場合、一度にROMとKernelをFlashすると起動しないようなので、Kernelを追加で焼く場合一度ROMが正常に起動するのを確認してから再度TWRPからKernelを焼くようにします。

今回は、

  1. CleanSTOCK-MM-v3.8-FINAL-STABLE-Z00A.zip
  2. KernelPatcher-ZenKernel-v3.8-Z00A.zip
  3. (VIPER4Arise + Profiles for CleanSTOCK.CM14.zip)

の3つのファイルを順番にFlashしましたが、念のため一回ごとに再起動しつつFlashを行いました。

Kernel Adiutorの設定

正常に起動することを確認したら、早速「Kernel Adiutor」からカーネルの設定をします。

このROMの場合、ストアからダウンロードしなくても「Kernel Adiutor」がプリインストールされていました。

上から順番に設定していきます。設定したらそれぞれの項目で「起動時に適用」をONにします。

「起動時に適用」をONにし、色々と設定を弄るとその設定まで(試しにONにしたけどやっぱりデフォルト設定に戻した場合など)起動時に適用しようとするので注意。動作には問題ないですが、僕はもやもやするので該当項目を削除するようにしています。その場合、「Start-UP Commands」メニューで項目を削除できます。

CPU

CPUガバナを「interactive_pro」に設定。

CPU Hotplug

Alucard Hotplug」をONに設定。

GPU

GPU最小周波数を「200Mhz」に設定。

スクリーン

バックライトの最小明るさをお好みで調整します。デフォルトだと暗めに設定されていますので僕は「13」です。

バッテリー

Battery Life eXtender(通称BLX)の設定をします。この機能は満充電の値を調整してバッテリーの劣化を遅らせる機能です。

バッテリーは100%まで充電してしまうと劣化が加速してしまうので、僕は90%まで充電したら充電完了とするようにしています。お好みで設定してください。

I/Oスケジューラ

RQ Affinityを「2」に設定します。

エントロピー

読み込みを「128」、書き込みを「256」とそれぞれデフォルトから2倍に設定しておきます。設定するともっさり感が減るようです。


以上で設定完了です。再起動して設定が自動的に適用されるか確認してください。

電池持ちについて

Greenify、Amplify、Power Napの3つのXposedモジュールを導入している環境でWi-fi接続+データSIM挿入、スリープ時で0.5~0.8%/hくらいです。設定を詰めるとこのくらいになります。画面ON時は正確な数値は不明ですが、stockよりは長持ちしそうです。

Antutu Benchmarkのスコアは?

ベンチマークソフト「Antutu Benchmark」でスコアを計測してみました。

Antutuスコア

2GB版の場合、上記設定で大体50000くらいになると思います。

スコアは2017/05/15現在の数値です。今後アプリのアップデートで数値が変動する可能性があります。

2GB版なのでそこまでスコアは上がりませんね。もっとパフォーマンスを高めるようにセッティングすればスコアは上がりそう(2GB版なら現時点でのAntutuで最大55000くらいだと思います)ですが、省電力かつストレスを感じない程度の操作感を目指してセッティングしているのでスコアとの両立は難しそうです。

スコアが低くてもこのくらいの数値があれば使用感は悪くなく、特にHotplugブーストが効いているので普段使いする分にはもっさりするなどストレスは無いです。

ちなみに僕はゲームはやりませんのでゲームの動作感とかは不明です。

まとめ

電池持ちとパフォーマンスの両立は難しいですが、このROMはバランスが良いのでオススメです。カーネルの設定を詰める際に、ここで紹介した設定を参考に上手く活用していただければ、と思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 
 
スポンサーリンク

この記事をシェアする

フォローする

この記事をお届けした
PCつけっぱなしの日々の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!